堪太です。今日、羊さんは、大学時代の彫刻教室の先生や同級生と三重県三重郡菰野町にあるパラミタミュージアムに出かけました。同じ彫刻教室のY氏が学芸員をしているということで、訪ねたそうです。近鉄湯の山線大羽根園駅から歩いてミュージアムに着くとちょうど車で来たY氏ご夫婦に出会い、ミュージアムの中を案内してもらったそうです。萬古焼、丁度、岡田文化財団設立40周年記念の企画展として行われていた岡田文化財団寄贈作品展で展示されていたシャガール、ルオー、宇田荻邨、村山槐多、安井曾太郎、このミュージアム設立のきっかけになったという池田満寿夫作「般若心経シリーズ」などの作品を鑑賞したということです。羊さんは、宇田荻邨の写生画帖がとてもよかったといっていました。羊さんの好きな鳥、カケスを描いたページがちょうど開かれており、写生画のところに、カケスの羽根が資料として貼られていたそうです。小さいけれど、もともとあった雑木林を生かした庭も美しく、落ち着いた良い美術館だったと言っていました。ミュージアム見学後、近くのお蕎麦屋さんで、ゆっくり過ごし、昔話などし、楽しい時を過ごしたそうです。そして、ゆっくりした昼食の後、同じ菰野町にある大平山松樹院にも寄って、2体の大日如来や五百羅漢石仏群像も見学させてもらったと言うことです。家に戻った羊さんは、ちょっと疲れた様子でしたが、とてもうれしそうでした。