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門桁(山住神社)

羊です。今日は、門桁に行ってきました。庭で、草取りなどしていると暑さを感じるそんな日でした。周りの山は、新緑でとてもきれいでした。帰りに山住神社に寄り、御朱印をいただきました。車を降り、境内に入るとツツドリの声が聞こえてきました。。山住神社は標高1107メートルの山住峠に鎮座し、門桁からは、標高差約600メートルを一気に登ります。山住神社は山犬(狼)を祀る神社として知られ、元亀3年(1572年)徳川家康が武田勢(武田信玄の軍)に追われ山住神社に逃げ込んだ時、山犬が一斉に吠え、山全体が鳴動し、それに驚いた武田勢が畏れをなして退散したという話が伝わっています。以来、徳川家康の崇敬を受け、二振りの刀剣が奉納されています。また山住神社の神紋は葵の紋になっています。岡崎との縁を感じますね。門桁から登ってきた道は、昭和45年(1970年)、陸の孤島と言われた門桁の集落を経て、春野町に通じるようになり、昭和49年(1974年)に県道になったそうです。神社の向かい、その県道を挟んで「青々と 山のこずえのまだ昏れず 遠きこだまは 岩たたくらし」と折口信夫(釈迢空)の歌を刻んだ林道開設記念碑が建てられています。